おくびょう鳥が歌うほうへ/映画公開前ネタバレ
[事前情報] 原題:The Outrun、主演:シアーシャ・ローナン、公開:2026年1月9日
シアーシャ・ローナンと言えば、青い目が印象的なアイルランドの女優。
特に好きなわけでもないが、これまでのフィルモグラフィはほとんど制覇していると思う。
その青い目を活かした、吸血鬼の映画もあった。本作では髪の毛まで青くなる。
はてさて、この邦題が頑張ってる感のある映画を見た。見たときは原題The Outrunだったが。
題名のおくびょう鳥というのは、幻の鳥ウズラクイナのこと。
舞台は、スコットランドの北の先にあるオークニー諸島。
風が強く、冷え冷えとした雰囲気だが、とにかく風景が素晴らしい。これだけでも見る価値はあると思う。
そして、何といってもアザラシが可愛い。
ただ、主人公ロナが泥酔するシーンは見ていて辛すぎる。暴力的な状況だけではなく、カメラが揺れまくるので、体調が悪いときは見ないほうがいい。確実に吐き気を催す。
こんなアルコール依存症の人間からは、そりゃ友達も恋人も離れていくわな。
基本は、アル中を克服するというストーリーなのだが、少女時代も含め頻繁に回想シーンが挟み込まれる構成で、時系列がかなり分かりにくい。
さらに、様々なエピソードが語られるが、中には印象的なものもある。例えば、羊の出産シーンは、少々グロテスクだが興味深い。
中盤では、ウズラクイナを探そうとするのだが、全く見つかりそうにない。
アル中の克服には、家族の協力が必要だと思うのだが、精神疾患の父と宗教にはまった母という、何とも厳しい環境。
結局パパイというオークニー諸島の最北端の島で、コテージに一人暮らしをしながら生き方を見つけていく。
地元の人たちの交流や、海辺を散策したりして、時には海で泳ぐ(かなり寒そう)
最後は、主人公が何とかやりたいことを見つけ、希望の残る終わり方。
そして大オチは、ウズラクイナが鳴き声が聞こえ、一瞬姿を現す。
思わず、ロナと同様に大声で笑いたくなった。
ただこの映画、後半に感動系邦画のような主人公絶叫シーンがあるので、ご注意のほど。
[上映時間:1時間57分]
本編鑑賞後にYoutubeで公式予告編を見てみた。








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