サンキュー、チャック/映画公開前ネタバレ

ええと、結論から言うと、あまり面白くなかった。まあ、こんなもんかという感じ。

主人公は、チャックという男。会計士らしいのだが。町の色々な場所で、看板やら、ポスターやら、を見かける。何か偉大なことをしたのだろうか・・・結局それが何かは分からない。

映画は大きく3部に分かれていて、だんだん時代が古くなる構成。
それぞれチャックの晩年、青年期、少年期となっている。
第1幕では、チャックは病床で死の淵にいて、動けない。晩年といっても39歳だからまだまだ若い。でも死にかけている。
何故かはわからないが、チャックの命と世界の命がリンクしているらしく、世界も終ろうとしている。
それに気づいたのが、このパートの主人公である教師(キウェテル・イジョフォー)。
元妻のフェリシア(カレン・ギラン)にその事実を知らせるため、最初は電話したが、電話も使えなくなり最終的に会いに行く。
このパートのラスト近く、夜の場面で、街の照明が一瞬で消え、家の窓という窓にチャックの姿が一斉に映し出される場面は、かなりのホラー演出。
そして、星が消えていくと同時に、病床のチャックも息絶える。

第2部では、若い会社員時代のチャックが登場。
アウトレットモールのような場所で、ストリートミュージシャンの女の子がドラム演奏を始める。
そこへサラリーマン風情の男チャックが偶然通りかかり、ドラムに合わせて即興ダンスを始める。
何故か、ドラムのリズムに体が動いてしまう理由は、最後のパートで明らかになる。
いつの間にか観客が大勢取り囲み、その中の一人の女性がダンスに参加。即席カップルのダンスは観衆の熱狂を呼ぶ。このダンスシーンはなかなか楽しい。
しかし、この後の展開はほとんどない。即席のダンスカップルに恋が芽生えることもなく、そしてドラムの女の子と3人で世界を回ろうという提案も、あっさり却下される。

さてラストの第3部。これまでの謎が全部解けるものと期待が高まる。
少年時代のチャックをメインで演じるのはジェイコブ・トレンブレイ
第2部でドラムのリズムに合わせて踊りだした理由が明らかになる。母親が料理を作るときのリズムと同じだったのだ!
ダンスの才能が開花し、ムーンウォークをマスターした少年チャックは、学校のあこがれの女の子とダンスをすることになるのだった。ここで第1部の教師と元妻が再登場する。
さて、チャックは、父親(マーク・ハミル)に、なぜか屋根裏部屋に行くことを固く禁じられている。
母が死に、父も死んだ後に、ようやくその開かずの部屋に入ることができるのだが、なんとその部屋はと時空が未来とつながっており、自分の将来の姿を見ることができるのだ。いきなりファンタジー展開にびっくり。
そこでチャックは、病院のベッドで死んでいく自分の姿を見ることになる。
うーむ、だから何?結局よく分からん。

かなり人を選ぶ内容で、見た後、消化不良と思う人は少なくないのではないか。あえて考察サイトを見ようという気も起らない。
ちなみにスティーブン・キングの原作は未読。スティーブン・キングは、日常とファンタジーの掛け合わせ的なストーリーが多いと勝手に思っている。結果的にその延長がホラーになったり、感動ドラマになったりするが、基本はそんな感じ。そして、この映画もその類いである。

公開:2026年5月1日
[上映時間:1時間51分]

本編鑑賞後にYoutubeで公式予告編を見てみた。

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