ブゴニア/映画公開前ネタバレ

2026年2月10日

[事前情報] ヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーン主演、公開:2026年1月13日

ヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンの組み合わせは、女王陛下のお気に入り哀れなるものたち憐れみの3章、そしてこのブゴニアと4作視聴済み。一説には5作あるとも言われているが、もう1作は何だろう。
また、前作(憐れみの3章)に引き続いて、ジェシー・プレモンスが頭のおかしい陰謀論者で出てくる。
ジェシー・プレモンスは、勝手に小太りのイメージを持っていたが、この映画ではむしろヒョロガリに見える。おそらく相棒がデブだからだろう。

ほぼ何の情報も持たずに見始めたので、最序盤の描写は少々意味不明だったが、結論としては普通に面白かった。
テディ(ジェシー・プレモンス)とドン(エイダン・デルビス)という男2人組が、とある有名企業のCEOである女性ミシェル(エマ・ストーン)誘拐し監禁する。
その過程で、エマ・ストーンは髪の毛を剃られ、サムネにあるようなインパクト抜群の丸坊主ビジュアルが完成する。
宇宙人の侵略を固く信じているテディとの会話が、とにかく一ミリもかみ合わない。そこが最高に面白い。
現実でも、宗教だったり、政治的イデオロギーなどが絡むと、他人と常識が全くかみ合わないということがよく起こる。
今後、この映画と社会問題との関係を偉そうに語る評論家が、玄人素人問わず出てくるんだろうなと思うとうんざりするが。

他にも、殴り合いとか、拷問とか、とにかく印象的なシーンが多く飽きない。そういえば久しぶりにGreen Dayを聴いた。
中盤からいきなりゴアシーンが連続し、さらに入院中の母親の点滴に不凍液を混ぜるなど滅茶苦茶な展開に。このあたりが製作のアリ・アスター味だろうか。最後に首が吹っ飛ぶシーンは悪趣味だが笑えた。
エイダン・デルビスは、この映画がほとんどデビュー作なのかな?素晴らしくいいキャラだった。

実は陰謀論が真実だったということが明かされ、人類全滅に至るというオチは賛否両論あるだろうが、伏線は十分にあるし、サービスのようなもので悪くない。楽しければそれでいい。
ちなみに、この映画ではエマ・ストーンは脱がないので、そっち目的の方はご注意を。

後から知ったけど、この映画、韓国映画地球を守れ!のリメイクだったのね。オリジナルは見てないけど。

[上映時間:1時間58分]

本編鑑賞後にYoutubeで公式予告編を見てみた。