ディスクロージャー・デイ/映画公開前ネタバレ

スティーブン・スピルバーグ監督のSF映画という程度は知っていたが、その他の情報はほぼゼロの状態で鑑賞。
結論から言うとかなり面白かった。
ただ、世間一般では、スピルバーグのSF映画というだけでハードルは上がるだろうから、期待度に対しての評価はそれほど高くならないかも知れない。

お話は、全く別々の二つのストーリーラインで始まる。
謎の組織から重要情報を盗み出して逃亡する男女(ダニエルとジェーン)、そしてイタコ特性を持つお天気キャスターのマーガレット(エミリー・ブラント)。この二つを結びつけるのが、ヒューゴ(コールマン・ドミンゴ)という、常に仕事して忙しそうな黒人男。
いつもヘッドセットで喋っているのでDJのように見える。そう言えばこの人、デッドマンズ・ワイヤーでも誘拐犯に頼りにされてたなあ。

さて、盗まれた重要情報を追いかけるのが、組織の責任者ノア(ひげを生やしているが、声でコリン・ファースだとすぐ分かる)だが、どうやら謎のアイテムを使うと、遠隔で他人を操ることができるらしい。
ジェーンがその標的にされるシーンは、正直かなり痛々しい。

ストーリーは二転三転するのだが、とにかくマーガレットの能力がチート過ぎる。
逆に悪役であるはずの、命を削ってまで遠隔操作をするノアのほうが可哀想になってくる。

終盤は、ダニエルとマーガレットの二人が、子供のころに宇宙人にさらわれて特殊能力を授かったという事実が明るみになり、最後はテレビ局で全世界に、まさにディスクローズが行われる。
ていうか、映像データはダニエル、お前が持ってたんかい。ジェーンに渡したんじゃなかったのか。
今時Youtubeとかに流すほうが簡単だと思うのだが、そこはドラマチックな展開にするためか、テレビで放映するのね。

スピルバーグの過去作品でいえば、やはり未知との遭遇との共通点が多い。また、追いつ追われつの展開はレイダース風味でもある。
と思ったら、中盤で、激突!のあの踏切のシーンがそのまんま出てくる。これは長年のファンに向けてのサービスなのだろうか。
この大ピンチからの脱出は、手に汗を握るほどダイナミック。ある意味この映画最大の見どころであろう。

なお、誰もが期待すると思われる巨大UFOの映像は、画像データの中にある映像という位置づけなので、実は少しずつ細切れにしか映らない。
これは肩透かしと言わざるを得ない。

そしてラストの終わり方。これからっていうタイミング終わるのは、ズルくないか?
続編に続くというわけではないだろうが、賛否の分かれるところ。

上映時間:2時間25分
劇場公開日:2026年10月1日

本編鑑賞後にYoutubeで公式予告編を見てみた。